百万円と苦虫女

日本の映画で「好きな映画は?」と聞かれると、まっさきにこの映画のことを思い出す。 特別にドラマチックなことなんて何もなくて、逆に日本映画特有の暗さがあるわけでもない。ほんと、普通の映画だと思う。人によっては退屈かもしれない。だけど、僕はやっ…

迷器、転がっといたらええやん  JOYO Sweet Baby Overdrive

RATや、絶版したディレイのレビューを書こうかなと思ったんですが、4月といえば、入学式です。クラブにも入部する時期ですね。僕も、4年前にドキドキしながら、大学のクラブの扉を叩いたことを思い出します。 4月のスタジオと言えば入学したばかりの女子…

覇気

エフェクターブログは、只今ギターがないので書くことが出来ません。エフェクターは数十匹いるので本末転倒感があります。 最近、どがつくほどの暇を持ち合わせていたりもするのですが、暇な時ってブログ書く気がおきないんですよね。忙しい時とかそういう時…

迷器、転がっといたらええやん Paul Cochrane Timmy Overdrive

今回からはエフェクターです。前回はギターだったため、自分の想いを熱く語る会になっていましたが、今回からは普通のレビューになります。つまり、普段、僕のブログを読んでいてくれる方は、読んでいてもさっぱり意味がわからないとおもいます。すみません…

迷器、転がっといたらええやん ギター編 Epiphoneのストラト(S-310)

タイトルは、3秒で思いつきました。というかパクりました。岸田さん、すみません。事情は色々あるんですが、楽器のほとんどを手放さないといけない可能性がイエローサブマリンばりに浮上してきたので、自分が持っていた迷器(たまには名機も)について、語っ…

最近のオススメ 本

人に物やら人やら何やらを紹介するのって結構苦手です。 その紹介したものが、紹介した人に受け入れられなかったとすると、どっちにも申し訳ない気がするからです。 本当は両方(両者)とも素晴らしいんだけど、タイミングや気分が合わずだったり、神保彰や…

マイブラと芸術の話

ちょっと興奮してる。 いや、ほんとはちょっとどころなんかじゃないくらい興奮してる。何でそんな状態になっているのかっていうと、My Bloody Valentineのライブを観て来たからだ。 正直、めちゃくちゃ好きなバンドではないし、8000円もするチケット買って後…

眼鏡君のホームラン

音楽を、テクニック至上主義だと思っている人がいる。 どれだけ正確に弾けるか。 どれだけ、早く弾けるか。 どれだけ、メトロノームに合わせてぴったり弾けるか。 どれだけ、他のメンバーの音を聞いて演奏しているか。 どれだけ、綺麗な音を出せるか。すごく…

冬の寒い朝に

楽器店に並んだことがある。 朝の7時頃だっただろうか。 正月のセールで欲しかったエフェクターが相場の半額で店に出るからだ。文無しのエフェクターオタクの僕からしたら、これは「並ぶしかねぇだろう」と思い、一念発起して開店3時間前に店に到着した。す…

雑記(ミスタードーナツの女の子について)

ブログってものは、間が空くと不思議と書けないものだったりします。 ブログをやったことがある人ならば、スクリーンを前にして頷いていると思いますし、書いたことが無い方は僕のブログの更新日を見れば分かってもらえるだろうと思います。(他の人も結構そ…

2012年 よく聴いた音楽11

今年はクラシックを見に行ったり、文楽を見に行ったりしたが、僕はやっぱりガチャガチャした騒がしい音楽達が好きだ。 という訳で、僕が2012年によく聴いた音楽たちを紹介していきます。 ちなみに2012年発の音楽では無くて、僕が2012年によく聴いた音楽…

理性とリセット

どれだけ悲しい出来事があっても、僕らは布団に入り夢と共に忘れようとする。そんな風に意識的でなくても、人間の体は自然に忘れるようにどうやらできているらしい。 忘れることというのはとても都合がいいと思う反面、それ自体がとっても悲しいことだと僕は…

クソ率(僕が考える最近のCDの変化)

〇〇率という言葉に人は弱い。 視聴率、勝率、賛成率、、、 それは当たり前かもしれません。〇〇率という言葉は、ある状況で複数の選択肢がある場合に、どのような状態でそれらが存在しているかを知ることができるのです。 勝ち負けは2つに一つだけど、勝率…

掛け違えたボタン

世の中のだいたいのことは意思の疎通で問題が起き、破滅する。仕事でも、日常生活でもなんでもそういうことはあるのだけど、 「おとこのことおんなのこ」の関係において、その効果はとてつもなく絶大な効果を発揮する。お互いがどれだけ、好きであってもこの…

浮気心と秋の空

他の動物を見て、人間はたまに本音のような嘘をつく。 「魚っていいよなぁ。海の中を自由に泳げるんだもんなぁ」僕は深海という大好きな本を手にとってそんな嘘をつく。 もちろん、読んでいるときには、そんなことを本気で思っていたりもする。 だけど、やっ…

拝啓、クラブに4年間を注ぐ野郎ども

先日、4年間所属していたクラブを引退した。 正確には2年途中からクラブ活動から離れていき、ライブハウス等で活動していたので実質2年程度の所属と言った方が正しいかもしれない。いわゆる軽音楽のクラブ。 サークルでなくクラブだということを僕はこっそり…

拝啓、バックパッカー野郎

どうやら基本的に、人間は旅に出ることが好きらしい。 その中でも特にその習性が強くある人間共のことをバックパッカーと呼ぶらしい。 そうだ、大学生になると急に増えるあいつらのことだ。 友人のバックパッカー野郎がトルコで撮影した風景僕の文章の書き方…

ふつうのしあわせ

僕はちっさい人間だ。身体の大きさの話じゃない。心とか、器とか、そんなところの話だ。 ちなみに身長は174cmある。欲を言うならあと4cm欲しい。体重も言わけれど、ガリガリ君なのでもう少し欲しい。器が小さいから、結構細かいことにも気がついたりする…

煙草

実は、中学1年生の頃に、僕は不良という職種を選んだことがある。 「こんな顔の奴が!」とか「冗談はやめろよ!笑」 と、スクリーンの向こう側から、聞こえてきそうな気がしないでもない。 多分、不良をやっていた時にもそんな声は多分、聞こえない所で聞こ…

マスターベーション

単刀直入に言うと、Twitterやfacebookで「しんどい」とか「だるい」とか書く人は、僕は苦手だ。 「かまってちゃんかよー」と正直言うと思っていたりする。僕は、3年ぐらいに一回しか風邪を引かないスーパーパワフルな身体の持ち主であるし、風邪引いた時点…

魔法

ちょっとタイトル臭いよねなんて思いながらちょっと書く。いい音楽とか、いい絵とか、いい人とか、いいものを人は好きだ。 でも、「いいと思える基準」というのは面白いことに、かなり曖昧で個人差が大きくある。格好いいとか、可愛いとかも同じように個人差…

パクリとオマージュ

人のアイデアを模倣する。 それは、パクリです。 だけどミュージシャン的に言わしてもらうとそれは、オマージュです。*1 そんな罪逃れみたいなことをぼくが好きなミュージシャンたちはよく口にしているような気がする。僕はそんなミュージシャンたちが好きだ…

うどんの競争優位性

単刀直入に言うと、僕はうどんがあまり好きじゃない。 決して嫌いなわけではないのだが、世の中に沢山食べ物がある中で、街にたくさんの食べ物屋があるなかで、うどんを食べるという選択肢を選ぶことがあまり好きじゃないだけだ。 だがしかしだ。 うどんは大…

広島part2

たった一日の広島旅行だったけど、かなり楽しく、得るものがあった旅だと思う。 きっかけは友人のバンド、Brian the Sun が広島にライブに行くのを知って、こんなつぶやきをしたのがきっかけだった。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.…

広島観光旅 part1

広島の商店街、僕以外にPCを触っている人は見当たらないけれども、ギター弾きが3人もいる。 デイドリームビリーバーと、栄光の架橋が、全力でぶつかり合っている。もうひとりはインスト。そんなわけで、昼の12時から20時頃までの自由行動をさせてもらい…

僕とパチンコ

大学以降に知り合った友人はほとんど知らないと思うけれど、僕はパチンコで1年間稼ぎ続け、生活をしていた。(バイトも少ししていたけれど) 僕の家は、その頃、晩御飯というシステムが無かったので、自分で稼ぐ必要があった。だから、儲けれたらなんでもい…

童貞力

童貞というのは最高のステータスの1つだ。 統計なんてとったことはないけれど、社会人になる時期には童貞の方が、かなりマイノリティな存在になっているんじゃないだろうか。そうだ。童貞は数少ない稀少人材なのである。「貧乏は発明の種」ということもよく…

新しい視点

音楽というのは、お笑いや落語と一緒で、人に新しい視点を与えうるものだと僕は思っている。お笑いは、予想もしていないことが起こるから笑う。 誰も転ばないようなところで、突然転ぶからおかしくて笑う。 落語は、皆が「普通」に感じる日常を切り取って、 …

ばあちゃん

「ばあちゃん」って呼べるひとは1人もいなくなってしまったけれど、「おにいちゃん」って呼んでくれる子供たちがたくさん増えた。きっといいことだと思って寝ます。ばあちゃんいままで本当にありがとう。 おやすみ。

旅にでること、街にでること

ぼくは、今年の4月にはじめて、東北に行ってきた。 人生で初めてのボランティア活動をした。 そして、その体験は言葉にできるものではなかった。終わったあとの情熱は、僕が、音楽を初めた時と同じくらい。 わかりやすくいうと、沸点36度の状態だ(わかり…