マスターベーション

単刀直入に言うと、Twitterfacebookで「しんどい」とか「だるい」とか書く人は、僕は苦手だ。
「かまってちゃんかよー」と正直言うと思っていたりする。

僕は、3年ぐらいに一回しか風邪を引かないスーパーパワフルな身体の持ち主であるし、風邪引いた時点で、なんか負けた気になるから人には言わない。
だが、今回は言わしてもらう。しんどい。しんどすぎるぞ。

これはまずい。金曜日に知り合いから風邪を頂戴し、まさか、ここまで寝こむとは想定の範囲外だった。
大好きな学校の授業にも受けにいけていない。
でも、それは人にうつるし仕方ない。家でエフェクター開発したり、音楽作ったりしてみようと思ったけど、それにもやる気が起きない。
これはまずい。
日曜日には1曲作ってUPしたのだけど、余計しんどくなったからもう動きたくない。

自分で言うのもなんだがこんなにヤル気がないのは珍しい。
明後日提出のレポートや、溜まっている本すらも読む気にならない。ぼーっとしている自分に焦ることぐらいしか出来ない。
これ、熱じゃなくて鬱じゃないのかみたいな焦りを感じて、さっきから背中に冷たい汗が走っているけどきっとそんなことはないはずだ。
もし、鬱だったら可愛い女の子連れてきてくれたら治るので、僕の友人よ、よろしく頼む。

そんなこんなでゴミのような数日間を過ごして、心身ともにやつれた僕だが、へこんでばかりもいられない。
だから、甘ったれた精神をゴミ箱に投げ込むかのごとく、このブログに突っ込んでやったのだ。

冒頭にも言ったように、僕は公(これでおおやけって読むの凄い)の場で、しんどいとか言うのは、一種のオナニーみたいなもんだと思っている。
でも、そのオナニーによって自分にやる気(げんき、いわき)が出るんならたまには、他人にもたまにはオナニーを見せちまってもいいのかななんて思いながら、自己満足なキーボードを叩く音を鳴らして送信ボタンを押す。今日は、校正なんてしないぜ。やりたいこといっぱい、やりたくなってきた。


MONOBRIGHT、金屏風前でヒダカ脱退を語る“離婚会見” - 音楽ナタリー
PS.バンドからメンバーが抜けるというのはネガティブなイメージがつきものだと思われがちなのだが、こんなふうに全力で人を楽しませて、ひとつの楽しい出来事に昇華させるヒダカトオルさんの行動に感動した。この行動が、僕の惰性な根性に喝を入れてくれたのも大きい。


詳しいわけではなかった僕も、この解散がきっかけで、興味を持って聞いたりする。
こうやって、終わりが次の始まりになったりもするんだから、終わるってことも案外悪いことじゃないなと思う。