2012年 よく聴いた音楽11

今年はクラシックを見に行ったり、文楽を見に行ったりしたが、僕はやっぱりガチャガチャした騒がしい音楽達が好きだ。
という訳で、僕が2012年によく聴いた音楽たちを紹介していきます。
ちなみに2012年の音楽では無くて、僕が2012年によく聴いた音楽だから、全てが2012年の音楽ではないので、流行には乗れない。そこのところは気をつけて欲しい。
では早速。


http://funeralsuits.com/




一つ目はきちんと、2012年初の作品。個人的に2012年発の中でベストトラックといってもいいかも知れない。
サウンドがとっても心地よい。
昔はサビが爆発する曲じゃないと好きになれなかったのに、大人になったことを音楽が証明してくれる2012年です。笑





高木正勝



高木 正勝 オフィシャルサイト - Masakatsu Takagi - Official Site

こんな風に暖かくて力強い音楽って、人間の童心というか、すごい根っこにあるものを揺さぶりかけてくれるな気がしています。
ちなみに映像作家でもあります。
ぼくは、映画『おおかみこどもの雨と雪』の音楽でファンになりました。
明日は、この人の講演会に行くのでめちゃくちゃ楽しみでもあります。



of Montreal



of Montreal

このハッピー感と、メランコリックが合体したサウンドはいかんともしがたい。こういったサウンドはやっぱり外人の方が得意なのかなとか思ったりする。
どうでもいいけど、洋楽と邦楽を別物だと思って切り分けている人(クラシックが良質な音楽だと思って、商業音楽、JPOPを見下している人も)は個人的に苦手だ。
僕は和食も食べるし、洋食も食う。食べたい時に食べたらいいだけだ。一緒につまみ食いできるなら最高じゃないかと思っている。確かに好みはあるけれど、どっちが上かというものは存在しない。文化や歴史が無くても良い物は良い。中国3000年の歴史の中華料理よりも、コンソメポテトのポテトチップスが美味しかったりすることもあるじゃないか。と、自分でも何を言ってるか分からないので次のバンドへ。


パスピエ



http://passepied.info/styled/index.html

友人から激ススメされたり、話題になりつつもずっと理由もなく聴いてなかったバンド(そういうのありますよね)。案の定、聴いてみるとやっぱりハマるんですよね。笑
これは2011年の作品ですが、来年くらいに一気に人気が出る気がします。



ミドリカワ書房




自称、JPOP界の無頼人。PVと歌詞とJPOPサウンド達が、ほんとに素晴らしい。
社会風刺や、ありふれた日常を、ミドシンさんの考える視点から歌っています。最近特に好きで、プレミア化しているCDをブックオフで発見した時に興奮してレジに持って行きました。


田中茉裕



tanakamahiro.jp

これもやっぱりグッドメロディーである。
曲が良ければ、なんだって良いと思っている僕が珍しく歌詞も気に入っていたりする1曲である。


青葉市子



i-aoba.info | General

今年は女性のソロアーティストで素晴らしい方がたくさん出てきた(大きく見るとここ数年かもだけど)気がする。
個人的にはジブリの主題歌でもおかしくないとか思っていたりする。

The Knack



ザ・ナック - Wikipedia

出た、懐メロ。
一発屋の名を欲しいままに操るThe La's(There she goesのことね。ほんと名曲)と同郷。(ちなみに、日本一発屋ランキングの五本の指に入る三木道三は僕と同じ大学だ)
僕は個人的には一発屋を尊敬している。今の時代、iTunes storeやオーディオ機器の発達のお陰でアルバムで音楽を聞くことが少なくなってきている。だからこそ、本当に良い1曲の価値がもっとも取り上げられてくるのではないのではないだろうか。と適当に今、思っている。
このボーカルのダンディズムさ(是非PVを見て欲しい。生まれてはじめてセックスアピールという言葉を理解できた)、ドラムの跳ねまくったリズム感と、こっそり上手いギター。ベースのボコボコ感。普通に好きな人がいてもいいのだが、出会ったことはない。

たま



たま (バンド) - Wikipedia

たま。
日本の伝説的バンド。多くの人はちびまるこちゃんの主題歌である、(あっけにとられた時のうたで知っているはずだ
今までは、なんとなく手を出していなかったのだけど、今年に入って初めてアルバムをきちんと聞いて、びっくりするくらいはまっています。
たまはバンドで出来る1つの完成形だとおもっています。あと、ドラムとベースの上手さが半端ない。


ももいろクローバーZ



週末ヒロイン ももいろクローバーZ オフィシャルサイト


※このPVはももいろクローバーの頃の作品

ちょっと、ももクロについて語るとなると、キモさ50%増量のキモキモフェスティバルになるので、今日は自粛しておきます。
もうやめたけれど、青色のあかりんが好きです。
曲がまず良いのだけど、「音痴を上手いこと楽曲の良さに引き込んだ」というのがももクロの凄いところだと思っています。

BABYMETAL



BABYMETAL Official Site

僕が2012年に聴いた音楽で一番衝撃を受けたのはこれ。まぁほんとは去年の11月頃に聴いた。
ひとことで言えばアイドルとメタルが合体したバンドだ。
それで、まず何よりも楽曲が良い。初めて聴いた時にキャッチーなグッドメロディーで一気に持ってかれた。
2013年にはメジャーから『イジメ、ダメ、ゼッタイ』が発売される。
Mステなどに出て、AKB48ももクロと肩を並べる3強になれる素質はあるが、メタルという、日本ではアングラ的な存在でもあるが故にそこの風穴を開けれるのが難しいと個人的には適当に思っている。しかし、事務所の売り出し方が面白いので、もしかするとと思っていたり期待していたりもする。

こんな感じです。
書ききれないので、また5バンドくらいに絞って番外編を書こうと思う。
聴いてもらえると分かるように、グッドメロディーであれば僕はなんでも良い。そして、時代なんかもどうでも良い。
こんなにたくさん良い音楽がある中で、自分たちがそれらを超えてよりよい音楽を作ろうと頑張っている姿勢に、いちリスナーとして2013年も楽しみにしている。

よければ、Twitterでもなんでも、ぼくに、オススメの2012年によく聴いた音楽を教えてくれると嬉しいです。

@tadas_