掛け違えたボタン

世の中のだいたいのことは意思の疎通で問題が起き、破滅する。

仕事でも、日常生活でもなんでもそういうことはあるのだけど、
「おとこのことおんなのこ」の関係において、その効果はとてつもなく絶大な効果を発揮する。お互いがどれだけ、好きであってもこの問題によって別れることが多くある(自社調べ)。
別れてから話してみると、結構そういうことになっている。

過去の思い出が綺麗になる効果により、このデータに現れているかもしれない。過去のものなんて、人は勝手に頭の中で創造しちゃうからその効果かもしれない。

どこかでボタンを掛け違えても「これであってるんだいっ」と子どものように強がって後悔する日が来るのをわかっていても、僕らは強がることをやめない。
そして誰もいないところで急いで、無理矢理ボタンを付け替えようとするから、ボタンは衣服からちぎれてしまい、修復不可能になる。


これが失恋の全てだと思うのです。


酸いものはいつまで経っても酸いものです。
カラムーチョもすっぱムーチョも好きなんだけど、このすっぱさだけはおいしいと思える日は来ていません。
噛み締めてきちんと味わったこと、ないけど。