僕らはオジサンになっていく

二十五歳。
それなりに生きてきたと言える年齢になったと思う。
まだまだ若いと言ってくれる人もいるだろう。
だけど十五歳の頃の自分を思い返してみると、年上に対する年齢の区別なんてせいぜい三つくらいしかなかった。
「おにいさん」「オジサン」「じじい(死にかけ)」
である。

あくまで自分の中の感覚ではあるが分布図としてはこんな感じだ。

おにいさん・・・二十歳〜三十五歳
オジサン・・・三十二歳〜六十歳
じじい・・・六十歳以降

重複している部分があるのはある程度個体差があるからだと思っていただきたい(例えば、温水洋一だと二五歳くらいで既にオジサンに属したであろう)。

こんな感じで二十四歳と二十六歳の違いなんて全く分からなかった。
しかし今では、二十五歳という当事者年齢であるから、おにいさんの中でも多少の誤差はあるがある程度細分化して見分けることが出来る。

まぁ、そんなことは書いておいてなんだがどうでもいい。
私がいいたいのは肉体的に年を取るというのは、産毛だったふとももの毛がみるみると剛毛になっていく悲しさであったり、耳クソの量が「ボーナスステージかよ」って思えるくらいにとれたりする虚しさと真摯に向き合わなければいけないことらしい。
これは、中高生に就活の厳しさとかと同時に教えてあげるべき知識ではないかなと思ったんだけど、俺が中学生の頃にこんなことを聞いても二十五歳の頃には間違いなく忘れてるだろうなと思う。


結局、何がいいたいかわからないけれど、暫くの間は毎日日記を書いていくことに決めました。