世田谷のブス

僕の家の周りは小・中学校だらけだ。半径500m以内に5つも小・中学校がある。

8時20分頃に家を出ると、「チャイムよりも早く校内に入らないと!」とせわしくかわいい女子中学生が見られて、懐かしくてドキドキした気分になる。
けれど、それは少し前の話。

今は夏休み。授業もないしチャイムもならない。だからといって学生がゼロかというとそうでもない。
そうだ。体育会系女子達のお出ましだ(体育会系男子達は僕の目には映らない)。
はっきりいって、彼女たちの芋臭さは異常だ。全国どこに言っても彼女たちの芋臭さはある程度、共有されている。
雑草が生い茂る眉毛(おれも人のこといえないけど)、松崎しげるばりに焼け過ぎたチョコレート色の肌、ぼさぼさの黒髪。
決め手は訳の分からないTシャツ(『ウチら、絶対インターハイ出場するぜぃ!』みたいなこと書いてるシャツね。あのダサさは異常だと思う)だ。
当然、化粧のケの字も知らない。

だけど、彼女たちのほとんどは、5年も経つと、綺麗におめかしして、色んな男たちにモテるんだろな。世の中のアホな男たちを手玉に取って、バレーボールの様に叩きつけるんだろな(どうして女子中学生はあんなにもバレーボール部に入部するのだろう)。
そう妄想に耽ると、世田谷の芋過ぎる体育会系女子たちのことすら可愛く見えてくる。なんだか不思議だ。


PS.女の子は化粧をしたほうが可愛いと思ってる。これはブスにでも綺麗な女の子にも当てはまると思ってる。
ヘタクソでも、ブスでも、一生懸命可愛くなりたいという姿勢が見えて、そういうところが大好きです。

あと、ブス男がブスブス言ってすみません。