3月雑記

3月1日
アメリカンスナイパー』観ようとしたら満席だったので、『幕が上がる』を観て来た。
色んなこと思い出させてくれる良い映画だったと思う。

思い出したのは、高校のクラブでバンドを始めた頃のこと。
友達たちが休憩時間と銘打って、ご飯を最寄りのコンビニに買いに行く最中も、自分は楽器を大きい音で鳴らせるのが嬉しくてコンビニ行ったことなんてなかったなぁ、とか。そんな些細だけど大切なこと。

映画の中で女の子たちがひたむきに行動しているのを見て、胸が熱くなったりして。

自分としては毎日、新たな知見や経験を、ささやかながらに積み重ねてはいて、大きなエポックはないかもしれないけど、退屈だけはしていないと、胸を小さく張れる程度の生活を送っている(自分は退屈を感じたならば、生活様式を変えるべきタイミングだと思っている。仕事を変える、辞める、始めるだとか、旅行へ行ってみるとか、恋人を作ってみるとか)
決して、今の生活は間違ってはいないんだけど、「もっとなんかあるんじゃないか」と思わせられるような萌芽が生まれたような映画だったかもしれない。

といっても個人的には「最高!」とまで言える映画ではなかったので、他人に勧めることをするほどの映画ではないとも思っている。あくまで自分個人としては楽しめましたという感じ。けれど、終わり方があまり好きではなかったかな。


夜には昔、自分が以前所属していたバンドの演奏を見た。
良いか悪いかどうかは、自分にはわからない。

夜中にそのバンドドラマーの米谷君が泊まりに来る。音楽のこと、バンドのこと、ドラムのことを色々と話した。服をあげた、タバコをあげた、飯を作った。駅まで送ってさよならと言った。


3月2日
来週からインドに行くことになった。正直、インドという国に特別興味が有るわけではないけれど、旅券や物価も安いし、自発的に海外に行ったことも無かったし、自由な時間があるので丁度いいかなと。
そして、友人からインドの映画を観させてもらったり、話を教えてもらったり、図書館で資料を集めて眺めたりして、ようやく行く気も伴ってきた。
38日程度の期間ですがもし飽きたら、近隣諸国も視野に入れていますが、どうなることかはまだまだ分かりません。

インドから帰ってくるとポールの来日公演へ行く予定です。そちらもチケットを取得しているので楽しみです。
そこから帰ってくると、次は母を海外旅行に連れて行く予定です。母は泣いて喜んでいました。

ばあちゃんと、ばあちゃんと、じいちゃんには生きている間にはどこにも連れて行けなかったから、母くらいは。

そこらで自分のお金使い切ってしまうかもしれないので、もしかすると働くかもしれません。
働く気がわかなければ働きません。僕はわりとそういうところは、僕が思う世間の感覚よりはルーズのようです。